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工場にもありますし、時には本社にあることもあります。
倉庫や配送センターにあるのが「製品.商品」です。
加工が終わって、まさに出庫を待っているものを指します。
工場にあるのが「仕掛品」と「原材料」です。
仕掛品とは、製造途中の中間部品のことです。
原材料に加工を加えて仕掛品になり、仕掛品にさらに加工を加えて、製品になるわけです。
不動産業は、土地を買ってそのまま売ったり、建物をたてて土地建物一体で売ったりする商売です。
こんな商売にも在庫はあります。
買ってきた土地や作った建物が不動産業にとっての在庫なのです。
土地や建物は「倉庫の中」にはありませんが、これもやはり在庫なのです。
在庫を難しく定義してみると、「その会社にとっての正常な営業循環のなかで、自社が所有している物」となります。
不動産業の正常な営業循環は、土地を仕入れて売ることですから、仕入れたけど売れていない土地は在庫になるのです。
製造業の正常な営業循環は、材料を仕入れて加工を加え、完成品として売ることです。
したがって、仕入れたけど売れていない、原材料.仕掛品.製品は在庫になります。
では、出版業に在庫はあるでしょうか。
出版業は本を企画し、著者を探し原稿を書いてもらい、印刷所で印刷して書店に売ります。
一見在庫はないようです。
よく考えてみると在庫はあります。
印刷してもらった本が在庫になります。
印刷所で印刷してもらったが、書店に発送していない本は、出版会社の在庫なのです。
レストラン、バーなども在庫を持っています。
仕入れたけれど売れてないビールや酒は、いわゆる在庫です。
ハ百屋さんや魚屋さんは生物を扱っているので在庫はないみたいですが、日持ちのする乾物などは在庫として持つことがあります。
このように在庫は、様々な業種にあるものなのです。
在庫は、自社の倉庫や配送センターだけにあるとは限りません。
社外の貸倉庫にある場合もありますし、得意先にある場合もあります。
いわゆる「預け在庫(預け品)」です。
自社の所有物なのですが、一時的に他社に預けた在庫のことです。
預け在庫が得意先にある場合とは、出荷した製品に不具合があり、売上返品されたことになっている在庫やサンプル品として貸し出した在庫が考えられます。
この預け在庫は、存在する場所は当社ではないが、所有は当社という変わり種です。
例外的な在庫といってもよいものです。
ただし「富山の薬売り」のように在庫のほとんどが預け在庫である会社もあります。
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